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AI用語

汎用AI

General-purpose AI

解説

特定の目的に限定されず、幅広い知識やタスクに対応できるAIのことです。ChatGPTなどがこれに該当し、一通りの業務をこなせる柔軟性がありますが、専門性の高い業務では精度が「60点」程度に留まることもあります。導入初期のツールとして優秀ですが、限界を理解して使い分けることが求められます。

さらに詳しく解説

汎用AI(General-purpose AI / GPAI)は、特定の用途に限定されず、様々なタスクに適用可能なAIシステムです。EU AI規制法(AI Act)では、GPAIに対する特別な規制枠組みが設けられています。

汎用AIの定義

技術的な定義

特徴説明
汎用性多様なタスクに適用可能
転用性様々な用途に転用できる
基盤性他のAIシステムの基盤となる

AGI(汎用[人工知能](/glossary/ai-artificial-intelligence))との違い

項目汎用AI(GPAI)AGI
現状実現済み未実現
能力多タスク対応人間と同等の汎用性
GPT-4、Gemini理論上の概念
規制対象EU AI法の対象将来的な議論

EU AI法での位置づけ

GPAI規制の概要

要件内容
技術文書モデルの詳細な文書化
著作権対応学習データの権利対応
透明性能力・限界の開示

システミックリスクを持つGPAI

追加要件内容
リスク評価包括的なリスク分析
軽減措置リスク低減策の実施
報告義務重大インシデントの報告
セキュリティサイバーセキュリティ対策

GPAIプロバイダーの義務

基本的な義務

  1. 技術文書の作成・維持
  2. 下流の事業者への情報提供
  3. 著作権法の遵守
  4. **学習データ要約の公開**

システミックリスク(高い計算量で学習)の場合

  • モデル評価の実施
  • 敵対的テスト
  • インシデント追跡・報告

日本の対応

[AI事業者ガイドライン](/glossary/ai-business-operator-guidelines)

今後の法整備

  • EU AI法を参考にした検討
  • 国際協調

ビジネスへの影響

影響内容
コンプライアンス規制対応コストの発生
透明性文書化・開示の負担
差別化安全性が競争優位に

今後の展望

  • 国際的な規制の調和
  • 技術進歩に応じた規制の更新
  • 自主規制と法規制のバランス

汎用AIは、AI規制の中心的な議論対象として、今後も注目を集め続けるでしょう。

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