メインコンテンツへスキップ
AI用語集に戻る
AI用語

自律型AI

Autonomous AI

解説

人間が細かく指示を出さなくても、AI自らが状況を判断し、最適なアクションを選択・実行する技術です。従来の「言われたことだけをやる」AIから進化し、現場の状況に合わせて能動的に指揮(オーケストレーション)を執る役割を担います。

さらに詳しく解説

自律型AIAutonomous AI)とは、人間の介入なしに自ら判断・行動し、目標達成に向けて活動できるAIシステムです。従来の受動的なAIとは異なり、環境を認識し、計画を立て、実行する能力を持ちます。

自律型AIの特性

自律性のレベル

レベル説明
レベル0人間が全て操作電卓
レベル1支援的自律スペルチェック
レベル2部分的自律ADAS
レベル3条件付き自律特定状況での自動運転
レベル4高度な自律限定領域での完全自律
レベル5完全自律汎用自律システム

主要な能力

  1. 環境認識(Perception)
  • センサーデータの処理
  • 状況の理解と解釈
  1. 計画立案(Planning)
  • 目標達成のための戦略策定
  • タスクの分解と順序付け
  1. 意思決定(Decision Making)
  • 選択肢の評価
  • 最適な行動の選択
  1. 実行(Execution)
  • 計画に基づく行動
  • フィードバックに基づく調整

自律型AIの応用分野

物理世界での自律

  • 自動運転車: 道路環境での自律走行
  • ドローン: 自律飛行・監視
  • **産業用ロボット**: 製造プロセスの自律化

デジタル世界での自律

  • **AIエージェント**: タスクの自律的遂行
  • 自動取引システム: 金融市場での自律取引
  • セキュリティシステム: 脅威の自律的検知・対応

自律型AIの課題

安全性

  • 予測不能な行動のリスク
  • 制御の喪失
  • 故障時の影響

責任の所在

  • 事故発生時の責任帰属
  • 説明責任の確保
  • 保険・補償の枠組み

倫理的課題

  • 意思決定の透明性
  • 人間の監督の必要性
  • 社会への影響

規制動向

EU AI規制法

  • 高リスクAIシステムへの厳格な要件
  • 人間による監視の義務化

日本

今後の展望

自律型AIは着実に発展していますが、完全な自律性の実現にはまだ多くの課題があります。人間との協調(Human-AI Collaboration)が、当面の現実的なアプローチとなっています。

AI用語集に戻る

この用語をシェア

AIの導入についてご相談ください

「うちの会社でも使えるの?」「何から始めればいい?」
そんな疑問に、30分のオンライン相談でお答えします。

無料相談を予約する