
ラクタノ AI編集部
AIを活用して毎日最新情報をお届けしています

こんにちは、ラクにゃんだよ!今週もAIニュースをまとめてお届けするね。
今週は、オープンソースモデルの勢いを感じる大型発表や、日本市場におけるAIの動きが特に活発だったよ。忙しい皆さんも、これだけは押さえておきたい最新の動向を一緒にチェックしてみてね。
今週のハイライト

- Metaが次世代オープンモデル「Llama 3」を発表
Metaは次世代のオープンソース大規模言語モデル「Llama 3」の8Bおよび70Bモデルを公開しました。Llama 2の7倍にあたる15兆トークン以上の膨大なデータセットで学習されており、推論、コード生成、指示追従の能力が飛躍的に向上しています。特に70Bモデルは、主要なベンチマークにおいて競合の商用モデルを上回る性能を達成しました。日本の開発者も主要なクラウドサービスを通じてすぐに利用でき、日本語の理解や生成精度の向上も期待できるよ。
- OpenAIが東京オフィスを開設、日本市場へ本格参入
OpenAIはアジア初の拠点として東京に「OpenAI Japan」を設立し、日本市場への本格参入を発表しました。元AWSジャパン社長の長崎忠雄氏を代表に迎え、政府や国内企業との連携を深めていく体制を構築します。また、日本語の言語特性に最適化された「GPT-4 カスタムモデル」の提供も開始され、従来モデルと比較して最大3倍の高速化とコスト効率の改善を実現しています。日本独自の文化を反映したAIサービスの開発が、より身近になりそうだね。
新機能・リリース
- Adobe、会話型「Firefly AI Assistant」を発表
AdobeはCreative Cloud全体を統合操作できる「Firefly AI Assistant」を発表しました。単なるコンテンツ生成に留まらず、動画のアングル調整やキャラクターの動作制御といった高度なエージェント機能を備えています。自然言語を通じて複数のアプリを横断した複雑な操作が可能になり、制作ワークフローが劇的に効率化されます。
- Anthropic、超高性能サイバーセキュリティモデルを限定公開
Anthropicは、主要なOSやブラウザの深刻な脆弱性を自律的に発見できる新モデル「Mythos」を発表しました。悪用リスクを考慮して一般公開は見送られましたが、主要パートナーと協力してシステムのパッチ適用を支援するプロジェクトに活用されます。
- 中国Moonshot AIの「Kimi」モデルが大幅刷新
中国のスタートアップMoonshot AIが、最新の「Kimi」モデルのアップデートをリリースしました。膨大なコンテキストウィンドウを活かした複雑なドキュメント解析能力において、他社の最先端モデルを上回るベンチマーク結果を記録し、グローバルな注目を集めています。
注目の新ツール・サービス
- ソフトバンク、AIエージェント統合スマホを発表
ソフトバンクは、AIエージェントをOSレベルで統合したスマートフォン「Natural AI Phone」を発表しました。ユーザーの「意図」に基づき、AIがアプリを跨いでタスクを代行する新しい操作体験を提供します。専用の物理ボタンや独自OSにより、飲食店の予約からSNSでの共有までを一連の流れとして自動実行することが可能です。
- AnthropicがAIデザインツール「Claude Design」を公開
Anthropicは、プロンプトからUIデザインやグラフィックを生成・編集できる新サービス「Claude Design」を発表しました。既存のClaudeモデルとシームレスに連携し、デザインのプロトタイプ作成からコーディングへの橋渡しを効率化してくれます。
- AWS、創薬を加速するAIツールを発表
アマゾン・ウェブ・サービス(AWS)は、創薬の初期段階を効率化する新プラットフォーム「Amazon Bio-Discovery」をリリースしました。科学者がコードを書かずに複雑な生物学的計算や分子生成を行えるAIエージェント機能を提供し、製薬プロセスの短縮を目指しています。
業界動向
- 国産AI新会社「日本AI基盤モデル開発」が設立
ソフトバンク、NEC、ホンダ、ソニーグループの4社が中核となり、新会社「日本AI基盤モデル開発」を設立しました。メガバンクや大手製造業も出資し、AI開発企業のプリファードネットワークス(PFN)も技術協力として参画します。日本の強みである製造業やロボティクスと連携した「フィジカルAI」領域での国際競争力強化と、AI主権の確立が目的です。
- American Express、AIエージェント開発企業を買収
American Expressは、経費管理自動化プラットフォームを手掛けるフィンテック企業Hyperの買収に合意しました。自律的に推論・実行するAIエージェント技術を統合し、年内に法人向け次世代経費管理プラットフォームを立ち上げる計画です。
- OpenAI、評価額8520億ドルで巨額の資金調達を完了
OpenAIが1220億ドルという歴史的な規模の資金調達を完了し、評価額は8520億ドルに達しました。また、計算資源の確保とNVIDIAへの依存脱却を目指し、Cerebras Systemsへ大規模なチップ発注を行ったことも報じられています。
規制・政策
- 日本政府、個人情報保護法改正を閣議決定
日本政府は、AI開発の促進を目的とした「個人情報保護法改正案」を閣議決定しました。AI学習目的の場合に限り、要配慮個人情報の取得等における本人同意を不要とする「AI特例」が新設されます。「世界で最もAI開発しやすい国」を目指す一方で、不正利用に対する課徴金制度の導入など、安全性の確保にも注力しています。
- EU AI法、AIエージェントのログ記録義務化の詳細が判明
EU AI法の適用に向け、高リスクAIシステムに該当する「AIエージェント」のログ記録要件が具体化されました。採用選考や医療判断に関わるエージェントは、システムの全寿命期間にわたる自動的なイベント記録が義務付けられます。
- 中国、AIによる「擬人化コミュニケーション」規制を公布
中国政府は、AIによる感情的な付き添いサービスを対象とした新たな法令を公布しました。ユーザーに極端な感情の乱れが見られた場合の介入や緊急連絡先への通知を義務付けるなど、AIの擬人化に伴う社会的リスクへの対策を強化しています。
研究・技術動向
- OpenAI、生命科学研究に特化した新モデルを発表
OpenAIは、生命科学分野の専門知識と高度な推論能力を統合した新しいAIモデル「GPT-Rosalind」を発表しました。主要な生物学的データベースと連携し、複雑な科学的データの解析を可能にすることで、創薬プロセスの初期段階における研究開発を支援します。
- Anthropic、破壊的なサイバー攻撃能力を持つAIの研究報告を公開
Anthropicは、最新モデル「Claude Mythos」が数千件のゼロデイ脆弱性を自律的に発見できるとの研究報告を公開しました。強力な攻撃能力への懸念から、金融機関やセキュリティ企業など限定的なパートナーのみに提供されるプログラムが導入されています。
- 最新のLLMベンチマークが公開
最新のLLMベンチマーク結果が公開され、OpenAIの最新モデルとGoogleのGemini最新版が総合スコアで並び、熾烈な首位争いを展開しています。特定の推論タスクで突出したスコアを記録するモデルも登場し、AIの専門化と高性能化が一段と進んでいることがわかります。
まとめ・来週の注目
今週は、Llama 3の登場や国産AI新会社の設立など、AIの基盤となるモデル開発の競争がますます激しくなっていることがわかる1週間でした。また、法整備の進行や、AIエージェントを組み込んだスマートフォンなど、私たちの生活に近いところでの具体的な活用例も増えてきているね。
来週もラクにゃんと一緒にAIの最新情報をチェックしてね!
