解説
さらに詳しく解説
API連携とは、異なるソフトウェアシステムやサービス間をAPIを通じて接続し、データや機能を相互にやり取りする仕組みです。AI活用においては、AIサービスと業務システムを連携させることで、業務プロセスの自動化や高度化を実現します。
API連携の基本パターン
1. 同期連携
リクエスト→レスポンスを待って処理
[業務システム] → リクエスト → [AI API]
[業務システム] ← レスポンス ← [AI API]2. 非同期連携
リクエスト後、コールバックやポーリングで結果取得
[業務システム] → ジョブ投入 → [AI API]
[業務システム] ← Webhook/ポーリング ← [AI API]AI API連携の活用例
| ユースケース | 連携するAI API | 効果 |
|---|---|---|
| 問い合わせ自動応答 | ChatGPT API | 24時間対応、コスト削減 |
| 文書自動分類 | Claude API | 仕分け作業の自動化 |
| 画像検品 | Vision API | 品質管理の効率化 |
| 翻訳ワークフロー | DeepL API | 多言語対応の迅速化 |
| 音声議事録 | Whisper API | 会議記録の自動化 |
連携時の設計ポイント
セキュリティ
- APIキーの安全な管理(環境変数、シークレット管理)
- 通信の暗号化(HTTPS必須)
- アクセス制御(IP制限、認証)
信頼性
- リトライ処理の実装
- タイムアウト設定
- フォールバック機構
パフォーマンス
- 適切なキャッシュ戦略
- バッチ処理の活用
- レート制限への対応
主要な連携ツール・プラットフォーム
- **ノーコード/ローコード**
- Zapier、Make(旧Integromat)
- Power Automate
- **iPaaS**
- MuleSoft、Boomi
- Workato
- 開発フレームワーク
- LangChain
- Semantic Kernel
連携における課題と対策
| 課題 | 対策 |
|---|---|
| API仕様変更 | バージョン管理、抽象化レイヤー |
| コスト増大 | 使用量モニタリング、最適化 |
| レイテンシ | キャッシュ、エッジ処理 |
| データ形式の違い | 変換レイヤー、標準化 |
API連携は、AIの力を既存の業務システムに組み込むための重要な技術であり、DX推進の鍵となっています。
この用語が登場した記事(7件)
【宿泊業DX】「システムがバラバラ」を卒業!小規模旅館がAIと一元管理で人手不足を乗り切る具体策
2026年、宿泊業の有効求人倍率は6.2倍超。人手不足による「売り止め」を防ぐには、バラバラなシステムの統合とAI活用が不可欠です。JTBの最新事例や、AIで業務時間を1/3にした老舗旅館の実例を交え、中小施設が明日から取り組める「省人化」と「収益向上」の道筋を解説します。
【2026年診療報酬改定】医療DXは「実績」評価へ。開業医が今すぐ始めるAI活用&業務効率化ガイド
2026年度の診療報酬改定に向け、医療DXは「導入」から「実績」評価へ移行します。AI問診や音声入力で月80時間の業務削減を実現した事例や、Google MedGemma 1.5などの最新動向、補助金活用による投資回収戦略をわかりやすく解説します。
【Claude Code】ノーコードでPC操作を自動化!AIエージェント作成ツールの使い方と活用ガイド
Anthropicが「Claude Code」デスクトップ版プレビューを公開。プログラミング不要で、ドラッグ&ドロップで業務自動化AIエージェントを作成可能に。PC画面を直接操作する「Computer Use」機能など、中小企業が明日から使える最新機能をわかりやすく解説します。
