解説
さらに詳しく解説
AMRとは
AMR(Autonomous Mobile Robot、自律走行搬送ロボット)は、自律的に走行ルートを判断して物品を搬送するロボットです。人と協働することを前提に設計されており、製造工場や物流倉庫などで活用されています。
AGV(無人搬送車)との違い
| 項目 | AMR | AGV |
|---|---|---|
| 走行方式 | 自律走行(ガイド不要) | 磁気テープ等のガイドに沿って走行 |
| 障害物対応 | 自動で回避・迂回 | 停止するのみ |
| 導入工事 | 最小限 | ガイドの設置工事が必要 |
| レイアウト変更 | ソフトウェアで柔軟に対応 | ガイドの再設置が必要 |
| 本体価格 | 比較的高い | 比較的安い |
最大の違いは走行方式です。AGVは磁気テープなどのガイドに沿って固定ルートを走行しますが、AMRはセンサーで周囲を把握し、最適なルートを自ら算出します。
主な技術
[SLAM](/glossary/slam)
自己位置推定と環境地図作成を同時に行い、自律走行を実現します。
障害物回避
LiDARやカメラで人や障害物を検出し、自動的に迂回経路を計算します。
導入効果
- 作業者の移動距離の大幅な削減
- 作業人員の削減(事例では半数に削減)
- 24時間稼働による搬送効率の向上
課題
- 本体価格が1台数百万〜1000万円以上と高額
- 安定した通信インフラの整備が必要
- 導入前の現場環境調査やROI試算が重要
この用語が登場した記事(2件)
【AI論文解説】「過去の成功」をヒントにAIを賢くする:計算コストを半減させる新学習手法「PrefixRL」
AIに難問を学習させる際、過去の成功パターンの「途中経過」をヒントとして与えることで、学習効率を2倍にし、正答率を3倍に高める画期的な手法です。 この記事では、「過去の成功」をヒントにAIを賢くする:計算コストを半減させる新学習手法「PrefixRL」の技術的ポイントと、ビジネスへの影響を解説します。
【物流2026年問題】投資回収1.1年!補助金で導入する搬送ロボット「Neibo」活用術
2026年から義務化される「荷待ち・荷役2時間以内」ルール。人手不足の中小倉庫が生き残る鍵は、補助金を活用したAMR(自律走行搬送ロボット)導入にあります。既存の台車をそのまま使える「Neibo」を例に、実質負担を半減させ、約1年で投資回収する具体的な戦略を解説します。
