目次(11 章)


ラクにゃんとミナ


ミナ
ラクにゃん、会社のシステムを作ってもらったら、毎月「保守」の費用がかかるって言われたんです。作ったら完成じゃないんですか?

ラクにゃん
そう思うよね。でも実はね、システムは、使い始めたその日から、少しずつ古くなっていくんだよ。

ミナ
何もしていないのに、ですか?

ラクにゃん
うん、何もしていなくても。ビルにも管理人さんや定期点検があるよね。システムにも、同じように手入れが要るんだ。保守の費用は、その手入れの代金なんだよ。

ミナ
手入れって、具体的に何をするんですか?

ラクにゃん
大きく分けると、この7つだよ。今日は、この順番で見ていこうね。
保守の中身(この記事の地図)
この記事の要点
- 1システムは、世界中で作られた何百もの部品の積み重ね。部品のまわりで、弱い所が見つかったり、直してもらえる期間が終わったり、つながる外のサービスが変わったりするので、何もしなくても古くなる。
- 2保守の中身は、部品の更新・外の変化への対応・期限のもの(ドメインと証明書)・見守り・バックアップ・相談と小さな直し・記録と持ち主の7つ。どれも「作ったときには無かった問題」への手入れ。
- 3保守を頼むときは、何をどこまで見てくれるか、更新を練習用の場所で確かめてから出すか、バックアップから本当に戻せるか、ドメインやクラウドがだれの名前かを確かめる。
なぜ、何もしなくても古くなるの?

ミナ
使っていないうちに古くなる、っていうのが、まだぴんと来ません。

ラクにゃん
それは、システムの作り方を知ると分かるよ。Webのシステムは、全部を一から作っているわけじゃないんだ。世界中の人が作って公開している「部品」を積み重ねて、そのいちばん上に、その会社のための画面を作っているんだよ。

ミナ
部品って、どのくらいあるんですか?

ラクにゃん
Webのシステムを作るときによく使われる「Next.js」で、新しく作り始めるときのひな形を数えてみたよ。ひな形に書かれている部品は11個。でも、その部品がまた別の部品を使っているから、部品の一覧に載る数は437個になったんだ。作るときにだけ使う道具や、パソコンの種類ごとに分かれた部品もふくめた数だけどね。

ミナ
11個のつもりが437個!
Next.js の新しいひな形(16.4.5)で数えた例・2026年11月。437 個は作るときの道具などもふくむ

ラクにゃん
そして、何百もの部品のどれかが、毎日のように新しい版(バージョン)を出しているんだ。機能が増えたり、まちがいが直ったり、ときには弱い所(脆弱性)が見つかって直されたりね。

ミナ
でも、新しい版が出ても、こちらが入れ替えなければ、うちのシステムは変わらないですよね?

ラクにゃん
するどいね。その通り。ちゃんと作ったシステムは、使う部品の版を一覧(部品表)に書いて固定しているから、知らないうちに勝手に入れ替わることはないよ。

ラクにゃん
変わるのは、まわりのほう。使っている版に、あとから弱い所が見つかる。使っている版の、直してもらえる期間が終わる。つながっている外のサービスが、やり方を変える。中身は同じままでも、まわりが動くから、同じままでいることが、だんだん危なくなっていくんだよ。

ミナ
止まっている時計みたいに、だんだん合わなくなっていく感じですね。

ラクにゃん
いいたとえだね。だから「何もしなくても古くなる」んだ。下のほうの部品に何かあると、その上に積んだものみんなに関わるのも、気をつけたい所だよ。

ミナ
部品を使わないで、全部自分で作ればいいんじゃないですか?

ラクにゃん
それだと何年もかかって、費用もふくらんでしまうよ。世界中で使われている部品は、たくさんの人が試して直してきたものだから、一から作るより確かなことも多いんだ。部品を使うのはいいこと。ただ、使うなら手入れが要る、ということだね。
1. 部品の更新

ミナ
じゃあ、1つ目の「部品の更新」から教えてください。新しい版って、どうやって見分けるんですか?
バージョンの番号の読み方

ラクにゃん
部品には、たとえば「22.23.4」のような番号がついているんだ。多くの部品は、この3つの数字それぞれに意味を持たせているよ。

ラクにゃん
いちばん右の数字は「小さな直し」。まちがいを直しただけだから、入れ替えても、ふつうは何も困らないよ。まん中は「機能の追加」。新しいことができるようになるけど、今までの使い方はそのまま使える。いちばん左は「大きな変更」。今までの使い方が変わることがあるから、入れ替えると動かなくなる所が出ることもあるんだ。

ミナ
左の数字が変わると、どんなことが起きるんですか?

ラクにゃん
今まで使えた書き方が使えなくなったり、設定の名前が変わったり、ほかの部品と組み合わせられなくなったりするよ。部品の作り手は、どこが変わったかと直し方を書いた案内を出してくれるから、それを読んで、システムの側も合わせて直すんだ。1つの大きな更新が、ほかの部品の更新を連れてくることもあるんだよ。

ミナ
右の数字が変わるだけなら、気軽に入れ替えていいんですね。

ラクにゃん
そう。だから保守では、右の数字の更新はこまめに入れて、左の数字が変わる大きな更新は、計画を立てて、しっかり確かめてから入れるんだ。
部品にも「直してもらえる期間」がある

ミナ
じゃあ、大きな更新は、なるべく先のばしにしておけばいいんですか?

ラクにゃん
ずっと先のばしにはできないんだ。部品には、作り手が直してくれる期間(サポート期間)があるんだよ。

ラクにゃん
たとえば、Webのシステムの土台によく使われる「Node.js」は、20という番号の版のサポートが、2026年4月30日で終わったよ。名前は覚えなくて大丈夫。パソコンでも、Windows 10のサポートが2025年10月14日で終わったよね。あれと同じことが、システムの部品にも起きるんだ。
帯の左の端は見やすくするための目安。終わりの日付は各社の発表どおり

ミナ
サポートが終わると、動かなくなるんですか?

ラクにゃん
動かなくなるわけじゃないよ。でも、そのあとに弱い所が見つかっても、もう直した版は出ない。穴が空いたまま使い続けることになるんだ。

ラクにゃん
だから保守では、使っている部品のサポートの期限を見ておいて、終わる前に新しい版に上げる計画を立てるんだよ。先のばしにしすぎると、あとで一度にまとめて上げることになって、手間も危なさも大きくなるからね。業者の資料では、サポートの終わりを「EOL」と書くこともあるよ。
弱い所が見つかったら:すぐに、でも慎重に

ミナ
部品に弱い所が見つかったときは、どうするんですか?

ラクにゃん
本当の直しは、弱い所が直った版に入れ替えること。サイトの手前に怪しい通信をはじく見張り番を置いているなら、それが入れ替えまでのつなぎになることもあるけど、あくまで応急手当なんだ。脆弱性のしくみは、「システムの守り方」の記事でくわしく話しているよ。

ミナ
入れ替えるなら、急いだほうがいいですよね。

ラクにゃん
急ぐけど、あわてないのが大事。いきなり本番で取り替えると、直したつもりが、別の所を壊してしまうことがあるからね。だから、本番とは別の「練習用の場所」で先に取り替えて、画面やボタンがちゃんと動くかを一通り確かめるんだ。問題がなければ本番に出して、本番でももう一度確かめるよ。
いきなり本番で取り替えない

ミナ
練習用の場所があれば、本番を壊さずにすむんですね。

ラクにゃん
そう。練習用の場所は「ステージング」とも呼ばれるよ。業者さんに「更新は、練習用の場所で確かめてから本番に出していますか?」と聞くと、話が通じやすいね。
2. 外の変化についていく

ミナ
保守って、部品の更新のことなんですね。

ラクにゃん
それだけじゃないんだ。システムは、外のサービスとつながって動いていることが多いよね。地図、決済、SNS、アクセスの分析……。その外のサービスが、ある日やり方を変えると、こちらは何も変えていないのに、昨日まで動いていた所が急に止まることがあるんだよ。
こちらは何も変えていなくても、相手が変わると止まる

ミナ
何も変えていないのに止まるなんて……。

ラクにゃん
たとえば、Googleのアクセス解析の古い版(ユニバーサル アナリティクス)は、無料の版では2023年7月1日でデータの計測を止めたんだ。新しい版に移していなかったサイトは、その日から数字が取れなくなったよ。Instagramでも、投稿をサイトに表示するための古いしくみが、2024年12月4日で使えなくなったんだ。

ミナ
サイトに出していたInstagramの写真が、急に出なくなったりするんですね。

ラクにゃん
そう、そういうことが起きるんだよ。最近増えているのが、AIだね。AIを組み込んだシステムは、AIの会社が出している「モデル」を呼び出して動いているんだ。モデルは、AIの頭脳にあたる部分のこと。モデルにも使える期限があって、新しいモデルが出ると、古いモデルは順に使えなくなっていくんだよ。たとえば、GoogleのGeminiの1.5という世代のモデルは、2025年9月24日までに、すべて使えなくなったんだ。

ミナ
AIの中身も、入れ替わっていくんですね。

ラクにゃん
しかも、AIは新しいモデルに替えると、同じ頼み方でも答え方が少し変わることがあるんだ。だから、モデルを替えるときは、いつもの仕事を何通りか試して、答えの質が落ちていないかを確かめてから切り替えるよ。

ミナ
どれも、ある日いきなり終わるんですか?

ラクにゃん
たいていは、何か月も前からお知らせが出ているよ。だから保守では、つながっている外のサービスのお知らせを見張って、終わる前に新しいやり方に合わせ直すんだ。それでも急な変化はあるから、止まったらすぐ気づけるようにしておくことも大事だね。
3. 期限のもの:ドメインと証明書

ミナ
ほかにも、気づかないうちに止まってしまうものはありますか?

ラクにゃん
意外と多いのが、期限のあるものの更新忘れだよ。1つはドメイン。サイトの住所にあたる「〇〇.co.jp」のような名前は借りているもので、毎年など決まった間隔で更新するんだ。更新を忘れると、サイトもメールも、ある日突然つながらなくなるよ。

ミナ
メールまで! 住所が使えなくなっちゃうんですね。

ラクにゃん
もう1つは、通信を暗号にするための「証明書」。ホームページを見る道具(ブラウザ)で、アドレスの横に出る鍵のマークのもとになっているものだよ。証明書にも有効期限があって、切れると「安全ではない」という警告が大きく出て、お客さんが入りにくくなるんだ。

ラクにゃん
しかも、この期限は短くなってきているんだよ。ブラウザの会社や証明書を出す会社が集まる団体で決まって、サイトの証明書の有効期間の上限は、それまでの398日から、2026年3月に200日になったんだ。2027年3月からは100日、2029年3月からは47日へと、さらに短くなるよ。

ミナ
47日ごとに更新なんて、人の手だと忘れそうです。

ラクにゃん
だから、証明書の更新は機械に任せて自動にしておくのが、いまのふつうなんだ。そのうえで、もし更新に失敗したら知らせが来るようにしておく。ドメインも、自動で更新する設定と、支払いのカードの期限の確認をしておくと安心だね。
4. 見守り:止まったら、すぐ気づく

ミナ
「止まったらすぐ気づける」って、だれかがずっと画面を見ているんですか?

ラクにゃん
人がずっと見ている必要はないよ。数分おきに機械がサイトを開いてみて、開けなかったら知らせが来るようにしておくんだ。お客さんから「つながらないよ」と言われる前に気づけるようにね。見張るのは、主にこの4つかな。
- 止まっていないか:外から決まった間隔でサイトを開いてみる
- エラーが増えていないか:画面の裏で起きたまちがいの記録(ログ)を見て、急に増えたら知らせる
- 決まった処理が終わったか:夜中の集計やメールの送信など、時間で動く処理が最後まで終わったか
- 容量と利用料:データの置き場所がいっぱいになっていないか、使った分だけかかる料金が急に増えていないか

ミナ
料金まで見るんですね。

ラクにゃん
いまのシステムは、ネットの向こうのコンピューターを借りて動かすこと(クラウド)が多くて、使った分だけ払うしくみなんだ。AIも同じだね。まちがった処理がくり返し動き続けると、気づいたときには請求がふくらんでいた、ということもあるんだよ。だから料金にも、「ここを超えたら知らせる」という線を引いておくんだ。

ラクにゃん
どこまで細かく見るかは、システムの大事さで決めればいいよ。お客さんが毎日使う予約や注文のシステムなら細かく、社内で週に何回か使う道具なら、もう少しゆるやかに、という具合にね。
5. バックアップと、戻す練習

ミナ
もし、データが消えたり壊れたりしたら、どうするんですか?

ラクにゃん
そのためのバックアップだよ。データの控えを取っておいて、もしものときに戻せるようにするんだ。取り方にもコツがあって、よく言われるのが「3-2-1」という考え方。元のデータも入れてデータを3つ持って、2種類の置き場所に分けて、そのうち1つは離れた所に置くんだよ。
戻す練習をして、本当に戻せるかを確かめておく

ミナ
離れた所にも置くのは、どうしてですか?

ラクにゃん
同じ場所に置いた控えは、火事や故障のときに、元のデータと一緒にだめになってしまうからね。それから、もう1つ大事なのが、本当に戻せるかを、ときどき練習しておくこと。いざ戻そうとしたら、控えが途中で止まっていた、戻し方をだれも知らなかった、ということもあるんだ。

ミナ
どのくらい前まで戻せればいいんですか?

ラクにゃん
それもシステムの大事さで決めるよ。「何時間前のデータまで戻せればいいか」と「何時間で使える状態に戻せばいいか」の2つを、先に決めておくといいね。国の機関のIPA(情報処理推進機構)がまとめた「中小企業の情報セキュリティ対策ガイドライン」も、2026年3月の第4.0版で、基本の6か条に「バックアップを取ろう!」を入れているんだ。
6. 相談と、小さな直し

ミナ
使い方が分からないときに聞けるのも、保守に入りますか?

ラクにゃん
入ることが多いよ。使い方の質問に答えたり、「この文字を変えたい」「この表に1列足したい」のような小さな直しをしたりするのも、保守の仕事なんだ。使い方の説明を動画にしたり、画面の中で使い方を案内したりして、その場で解ける質問を減らす工夫もあるよ。

ミナ
どこまでが「小さな直し」なんですか?

ラクにゃん
そこは業者さんによってちがうから、先に決めておくのが大事だよ。たとえば「1回に1時間くらいで終わる直しは保守の中」「新しい画面を足すのは別の見積もり」というふうにね。決めておけば、頼むほうも頼まれるほうも迷わないんだ。
7. 記録と持ち主:だれが見ても分かるように

ミナ
手入れを続けていくと、何をいつ変えたのか、分からなくなりそうです。

ラクにゃん
そこで大事なのが記録だよ。いつ、どの部品を、どの版からどの版に上げたか。外のサービスのどの変更に、どう合わせたか。何が起きて、どう直したか。記録が残っていれば、次に何か起きたときに、前と同じことかどうかがすぐ分かるんだ。

ミナ
担当の人が替わっても、記録があれば引き継げますね。

ラクにゃん
そうなんだ。もう1つ、意外と見落とされるのが「持ち主」。ドメイン、システムが動いているコンピューター(サーバー)やクラウドのアカウント、プログラムの中身(ソースコード)を置いている場所。これが、作った会社の名前のままになっていることがあるんだよ。

ミナ
それだと、何か困るんですか?

ラクにゃん
作った会社と連絡が取れなくなったり、別の会社に保守を頼みたくなったりしたときに、自分の会社のシステムなのに、手が出せなくなってしまうことがあるんだ。だから、ドメインやクラウドは自分の会社の名前で持って、作った会社には「使う権利」を渡す形にしておくと安心だよ。ソースコードの控えを受け取れるかも、先に確かめておくといいね。
保守料のモヤモヤ

ミナ
でも正直、何も起きなかった月も、同じ費用を払うのは、ちょっともったいない気がします。

ラクにゃん
その気持ち、分かるよ。でもね、何も起きなかったのは、何も起きないように見張って、先に手を打っていたから、ということも多いんだ。止まってから直すより、止まらないようにするほうが、ずっと安くすむからね。だから、何をしたのかを毎月の報告で見せてもらうといいよ。中身が見えれば、もったいなくは感じなくなるはずだよ。

ミナ
保守には、ふつう何が入っているんですか?

ラクにゃん
業者さんによってかなりちがうんだ。だから金額だけで比べないで、中身で比べてね。よく分かれる所は、このあたりだよ。
- サーバーやクラウド、ドメインの代金は、保守料に入っているか、別か
- 夜や休みの日に止まったとき、動いてくれるか。何時間以内に動いてくれるか
- 部品の大きな更新や、外のサービスへの合わせ直しは、保守の中か、別の見積もりか
- 何をしたかの報告を、毎月もらえるか

ミナ
借りて使うサービス、たとえばネットのお店の作成サービスや、表の管理サービスみたいなものでも、保守は要るんですか?

ラクにゃん
借りて使うサービスなら、部品の更新やサーバーの手入れは、サービスの会社がしてくれるよ。それが、借りて使ういい所だね。それでも、ほかのサービスとのつなぎ、アカウントの持ち主、データの控え、使い方の相談は、自分の側に残るんだ。そこだけは気にしておいてね。

ミナ
もし保守を頼まなかったら、すぐに困るんですか?

ラクにゃん
すぐには困らないことが多いんだ。それが、むずかしい所なんだよ。何か月か、何年かは、ふつうに動き続けることもある。でも、その間に、使っている版のサポートが終わって、弱い所が見つかっても直せない状態になっていく。外のサービスが変わった日に、急に一部が止まる。そして、いざ直そうとしたときには、何年分もの更新がたまっていて、大きな作り直しになることもあるんだ。

ラクにゃん
車の点検と同じだね。小さな手入れを続けていれば、大きな故障を防げることが多いよ。もちろん、システムの大事さによって、どこまで手入れするかは変えていい。社内でたまに使う小さな道具なら、年に何回かの点検だけ、という決め方もあるんだ。
自分の会社で、今日できること

ミナ
最後に、わたしたちが自分でできることはありますか?
ラクにゃん
あるよ。今日からできるのは、この4つ。
- 契約書や見積もりを出して、保守に何が入っているかを読んでみる
- ドメインやクラウドがだれの名前か、支払いのカードの期限はいつかを確かめる
- システムの管理者のアカウントとパスワードを、会社として持っているか確かめる
- 何かあったときに、社内でだれが業者さんの窓口になるかを決めておく

ラクにゃん
それから、業者さんに聞いておきたいことを、表にまとめておくね。
保守を頼むときに確かめること
- 見守り:止まったら、だれが、どのくらいで気づきますか? 利用料が急に増えたときも知らせが来ますか?
- 部品の更新:小さな直しはどのくらいの間隔で入れますか? 練習用の場所で確かめてから本番に出しますか?
- サポートの期限:期限が近い土台や部品はありますか? 上げる計画はありますか?
- 外の変化:つながっている外のサービスの変更のお知らせは、だれが見ていますか?
- ドメインと証明書:更新は自動ですか?
- バックアップ:何時間前まで戻せますか? 戻す練習はしていますか?
- 記録と持ち主:変更の記録は見せてもらえますか? ドメイン・クラウド・ソースコードの置き場所は、だれの名前ですか?
- 報告:何をしたかを、毎月見せてもらえますか?

ミナ
これなら、見積もりを見たときにも、何にお金を払うのかが分かりそうです。

ラクにゃん
よかった。システムは、作って終わりじゃなくて、使い続けるあいだ手入れを続けるもの。手入れをしていれば、安心して長く使えるんだよ。このお話は、YouTubeでも解説しているよ。

参考サイトと出典
- Semantic Versioning 2.0.0(日本語)
- Node.js Release Working Group(リリースの予定)
- Windows 10 のサポート終了(Microsoft)
- ユニバーサル アナリティクスのサポート終了(Google アナリティクス ヘルプ)
- Instagram Basic Display API の終了(Meta for Developers)
- Model versions and lifecycle(Google Cloud Vertex AI)
- Ballot SC-081: Introduce Schedule of Reducing Validity and Data Reuse Periods(CA/Browser Forum)
- Data Backup Options(US-CERT・CISA)
- 中小企業の情報セキュリティ対策ガイドライン(IPA)
