
ラクタノ AI編集部
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この記事でわかること
- AIリノベーションシミュレーター新機能「建材指定リノベーション」でできること
- サンゲツ・LIXIL・TOTOなど実在する建材を使ったリノベーション画像の生成方法
- 打ち合わせ・ショールーム・提案書での具体的な活用シーン
リフォーム提案の「あと一歩」が埋まらない

リフォームの打ち合わせで、こんな場面に心当たりはないでしょうか。
カタログだけでは「自分の家」が想像できない
お客様にサンゲツの壁紙カタログを見せても、返ってくるのは「きれいだけど、うちに合うかな?」という言葉。
建材サンプルは単体では魅力的に見えます。しかしお客様が本当に知りたいのは「自分の家に入れたらどうなるか」という全体像です。カタログの小さなサンプルと実際の空間のギャップ — これがお客様の「決められない」の最大の原因です。
「この建材にしたらどうなる?」に即答できない
打ち合わせ中、お客様がカタログで気になった建材を見つけて「これにしたらどうなりますか?」と聞かれたとき。
従来は「持ち帰って3Dパースを作成し、後日改めてお見せします」としか答えられませんでした。数日から1週間のタイムラグ。その間にお客様の熱量は下がり、他社からの提案が先に入ることもあります。
「北欧風で」と「サンゲツのリザーブで」の差
AIリノベーションシミュレーターはこれまでも「北欧風にしたい」「モダンに変えたい」といったスタイル指定でリノベーション画像を生成できました。
しかし営業の現場で求められるのは、もう一歩踏み込んだ具体性です。「北欧風」ではなく「サンゲツのRE SERVE(リザーブ)」。スタイルの雰囲気ではなく、実在する建材の商品名で提案できること。これが成約率を左右します。
新機能「建材指定リノベーション」— 選ぶだけで完成イメージを生成

AIリノベーションシミュレーターv1.3.0で追加された「建材指定リノベーション」は、日本の主要建材メーカーの実際の商品シリーズを指定して、リノベーション後のイメージ画像をAIで生成できる機能です。
従来の「スタイルで指示する」方法に加えて、「建材タブ」から実在する商品を選んで指示する方法が加わりました。
| 項目 | 従来(スタイル指定) | 新機能(建材指定) |
|---|---|---|
| 入力方法 | 「北欧風にして」「モダンに」 | 「壁紙をサンゲツのリザーブに」 |
| 具体性 | 抽象的なイメージ | 実在する商品シリーズ名 |
| 営業での説得力 | 雰囲気の共有 | 建材名入りの具体的提案 |
| 提案書への活用 | 参考イメージとして | 建材名付きの正式提案資料として |
| 見積との連携 | 弱い | 使用建材が明確なため見積と直結 |
3段階のドリルダウン選択
建材タブでは、直感的な3段階の選択フローで目的の建材にたどり着けます。
プロンプト自動生成 — 選ぶだけで指示が完成
建材シリーズを選択すると、「壁紙・クロスをサンゲツのRE SERVE(リザーブ)に変更。」のようにプロンプトが自動で生成されます。
そのまま生成ボタンを押すだけでOK。もちろん「LDKの壁紙をすべて」「キッチン周りだけ」など適用範囲を追記して、より具体的な指示にカスタマイズすることも可能です。
画像生成AIには「Nano Banana Pro」を採用
バックグラウンドでは、Googleの最新画像生成AI「Nano Banana Pro」が動いています。建材の質感・色合い・パターンの再現に優れたモデルで、2K/4K解像度の高精細な画像を生成します。
建材指定リノベーション機能は、この高精度な画像生成を最大限に活かすため、高精度モードでのみ利用可能です。壁紙の繊細な模様、フローリングの木目、タイルの光沢感など、建材選びで重要な質感を忠実に再現します。
生成画像についてのご注意
生成される画像は、AIが学習済みの知識をもとに建材の雰囲気・テイストを再現したものです。特定の品番どおりの柄・色が正確に反映されることを保証するものではありません。
より正確に建材の見た目を反映させたい場合は、既存機能の「商品データベース」に建材の画像を保存したうえでシミュレーションを行う方法をおすすめします。カタログ写真やメーカーサイトの商品画像を登録しておけば、AIがその画像を参照してより忠実なイメージを生成できます。
対応カテゴリ・メーカー一覧

現在、以下の17カテゴリ・94社・257種の商品シリーズに対応しています。
| カテゴリ | 主要メーカー |
|---|---|
| 壁紙・クロス | サンゲツ、リリカラ、東リ、トキワ、ルノン、シンコール |
| フローリング | 大建工業、永大産業、朝日ウッドテック、LIXIL、パナソニック、ウッドワン、NODA |
| タイル | LIXIL(INAX)、名古屋モザイク、TOTO、平田タイル、ADVAN、サンワカンパニー、Danto |
| キッチン | LIXIL、TOTO、クリナップ、パナソニック、タカラスタンダード、ウッドワン、トクラス、ナスラック |
| バスルーム | TOTO、LIXIL、パナソニック、タカラスタンダード、トクラス、ハウステック |
| トイレ | TOTO、LIXIL、パナソニック |
| 洗面台 | TOTO、LIXIL、パナソニック |
| 窓・サッシ | YKK AP、LIXIL、三協アルミ |
| ドア・建具 | 大建工業、LIXIL、パナソニック、永大産業 |
| カーペット | サンゲツ、東リ、スミノエ |
| ブラインド・カーテン | タチカワブラインド、ニチベイ、トーソー、サンゲツ、川島織物セルコン、フジエテキスタイル、アスワン、リリカラ、スミノエ、東リ |
| 照明器具 | パナソニック、コイズミ照明、オーデリック、大光電機、遠藤照明 |
| 畳・和室建材 | 大建工業、積水成型工業(MIGUSA)、い草畳(国産)、カネカ |
| 収納 | パナソニック、大建工業、LIXIL、南海プライウッド |
| 階段 | パナソニック、大建工業、LIXIL、ウッドワン |
| カウンター・天板 | アイカ工業、トクラス、パナソニック、ウッドワン |
| 間仕切り | パナソニック、LIXIL、大建工業、タチカワブラインド |
壁紙やフローリングはもちろん、照明・畳・収納・階段まで。お客様がカタログで気になったメーカー・シリーズがあれば、その場で「うちに入れたらどうなるか」をお見せできます。
活用シーン1: 打ち合わせ中の「その場で見せる」提案

お客様のご自宅の写真をアップロードし、打ち合わせの場で建材タブから商品を選んで生成ボタンを押す。15秒後には「この壁紙にしたらこうなります」「このフローリングに張り替えたらこんな雰囲気です」とお見せできます。
現場での流れ:
カタログの小さなサンプルでは伝わらなかった全体の印象が、自分の部屋の写真で体感できる。この「自分ごと化」が、お客様の決断を後押しします。
活用シーン2: ショールームでの「体験型」接客

ショールームで気に入った建材を見つけたお客様に「では、実際にお客様のお部屋に入れてみましょう」とタブレットを差し出す。
お客様がスマートフォンで撮ったご自宅の写真をその場でアップロードし、ショールームで目の前にある建材のシリーズを選択。「このキッチンがうちに入ったらこうなるんだ」という体験は、カタログやサンプルでは絶対にできなかったことです。
ショールームの商品を「見る」体験から、「自分の家に入れてみる」体験へ。この一歩が、来店客の購買意欲を大きく変えます。
活用シーン3: 建材名入りの提案書で成約率を上げる

生成したリノベーション画像は、そのまま提案書や見積書に添付できます。
「サンゲツのRE SERVEを使用した場合のリビングイメージ」「TOTOのシンラに入れ替えた場合の浴室イメージ」のように、建材名入りの具体的な提案資料を作成可能。
従来の「参考イメージです」ではなく、見積書に記載した建材とイメージ画像が一致する提案。これにより、お客様は「この金額でこの仕上がりになるなら」と具体的に判断できます。
| 従来の提案 | 建材指定機能を使った提案 |
|---|---|
| 「このような雰囲気になります(参考画像)」 | 「サンゲツのリザーブを使った場合、お部屋はこうなります」 |
| 参考画像と見積の建材が異なることも | 見積に記載した建材 = 画像の建材 |
| お客様: 「実際はどうなるかわからない」 | お客様: 「この仕上がりならこの金額で決めよう」 |
ご注意: 生成画像はAIが建材の雰囲気を再現したイメージであり、品番どおりの柄・色を正確に保証するものではありません。より忠実な再現には「商品データベース」への画像登録をご活用ください。
「壁紙はそのまま、フローリングだけ変えたい」— 微調整モード

一度生成したリノベーション画像をベースに、部分的に建材を変更する「微調整モード」も用意しています。
たとえば、壁紙をサンゲツのリザーブに変更した画像を気に入ったお客様が「壁紙はこれでいいけど、フローリングも変えたいな」と言ったとき。微調整モードで、壁紙はそのまま維持しながらフローリングだけを大建工業のハピアフロアに変更、といった使い方ができます。
営業的な使い方のコツ:
建材の組み合わせパターンを複数用意して、お客様に比較していただく提案スタイルが効果的です。
- パターンA: リリカラの壁紙 × 大建工業のフローリング
- パターンB: リリカラの壁紙 × 永大産業のフローリング
- パターンC: サンゲツの壁紙 × 朝日ウッドテックのフローリング
「AとBとC、どれがお好みですか?」という選択式の提案は、「やる・やらない」の二択よりもお客様が前向きに検討しやすくなります。
まとめ — カタログ提案から「体験提案」へ

建材指定リノベーション機能は、AIリノベーションシミュレーターを「スタイル提案ツール」から「具体的な建材提案ツール」へ進化させるアップデートです。
本機能のポイント:
- 実在する建材で提案 — 17カテゴリ・94社・257種の商品シリーズに対応
- 選ぶだけで生成 — 3段階のドリルダウン選択 + プロンプト自動生成
- その場で見せられる — 打ち合わせ中・ショールームでリアルタイムに提案
- 微調整も自在 — 部分的な建材変更で複数パターンの比較提案
- Nano Banana Proが画像生成 — 建材の質感・色合いを高精度に再現
※生成画像はAIが建材の雰囲気・テイストを再現したイメージです。特定の品番どおりの柄・色が正確に反映されるわけではありません。より忠実に反映させたい場合は「商品データベース」に建材画像を登録してご利用ください。
「この壁紙にしたらどうなる?」「このキッチンに入れ替えたら?」
お客様のその問いに、15秒で答えられる。それが建材指定リノベーション機能です。
AIリノベーションシミュレーターの詳細・お申し込み
ラクタノのAIリノベーションシミュレーターは、写真1枚からリノベーション後のイメージを15秒で生成し、お客様への提案力を大幅に向上させます。

